自動車　新車 VS 中古車　どちらが良いのか

自動車の購入に当たって、新車と中古車どちらが良いのか問題について、ワテの考えをまとめる。
2013年にワテの出した結論は「新車」であった。

はじめに

この問題は、絶対に結論が出ないと思う。
というか答えは絶対に「人それぞれ」に収束すると思う。

もしも新車が絶対に得であれば、みんな新車を買うであろう。
中古車は売れないのだから、より安くなる。
もしくは足元を見て、新車が高くなる。

逆に中古車が絶対に得であれば、みんな中古車を買うのだから、中古車の値段は上がるはずだ。

結局、一般的にどちらともいえないところに落ち着くに決まっている。
結局、個人的な好みの問題になる。

ワテの親は「中古車が有利」と考える親であった。

買った瞬間、中古車になる。
新車でないというだけで、値段がガクッと下がる。
だから、新車を買うのは馬鹿らしい。

ごもっともな意見だと思う。
ワテも自分の買う自動車を考えるまでは、この考えに同意していた。
というか完全に刷り込まれていた。

自分の自動車を購入するにあたりいろいろと調べた結果、ワテは新車を買うことにした。

一般的に考えて、ワテの親と同じ考えの人の方が多いと思う。
であれば、中古車を欲しがる人が多いので、中古車の値段は不当に吊り上げられるはずである。

世の中には、まとまったお金がないために「中古車しか買えない」状態の人がいる。
一方、新車を買うお金は十分にあるが「中古車で十分」と考える人もいる。

この辺りを考えると、新車派は少数派となり、有利のようにも思う。

ワテは2013年に日本にて自動車を購入した。
その際の基本的な考えは下記である。これは現在でも変わっていない。

＜　自動車の値段　＞
200万円

＜　自動車の寿命　＞
10年
廃車まで乗り潰す

ワテにとって、自動車は移動手段である。
大きな自動車や、高性能な自動車にはあまり興味がない。
（敢えて言うなら、スポーツカーへの憧れは若干ある）

コンパクトカーで十分だと思っているし、軽自動車でも問題ない。
軽自動車を選ばなかったのは、恥ずかしながら単なる見栄だ。
大きな車は、狭い道を走るのに不利だし、駐車が難しそうだし、燃費も悪い。

細かいことは置いといて、ワテが買いたいと思う自動車のターゲットとなる値段は、約200万円である。
寿命は10年なので、1年あたり20万円という計算になる。

また、一度自動車を購入したら、廃車まで乗り潰すつもりだ。
間に他者が介入したら、その手数料が発生する。
だから「新車～廃車」まで、1回も他者を介入（売買）しなければ、余分な費用が発生しないと考える。
（買い替え時期の、捨て値での売りは認める）

下の表は、ワテの考える自動車の価値の落ちていく推移である。
修理費云々カンヌンの部分は何となくで感じ取って欲しい。
正しさを突っ込みだしたらキリがないし、ワテの狙いはざっくり感覚だ。

新車が200万で買えるのだから、当然0年目の価値は200万である。
基本的には、毎年20万円ずつ価値が減っていく。

更に、少しずつ修理や部品交換が必要になるので、それらも考慮してやった。
適当にざっくり作ってやった表ではあるが、このような結果だ。

例えば新車200万円の自動車が、2年落ち中古車だった時の価値は147万円である。
この値段よりも高いのであれば、新車の方が得である。
ワテにはこの値段に落ちている様には感じられない。
下手したら160万円にすら落ちていない。

更に、年々上がる燃費性能、車内空間の快適度等もあるし、そもそもこの表は「新車」という精神的満足感を考慮していない。

それにも関わらず「中古車よりも新車の方が金額的に得」という結果になってしまった。

これは非常に人それぞれの感じ方が違うと思う。
ワテはそれほど新車に拘っていた訳ではないが、結果的に新車で満足した。

故障による修理履歴などがあるが、新車から乗っているのですべて自分で把握できている。
この把握できているというのは、精神的に非常に良い。

たとえ問題の無い小さな修理だとしても、自分の知らない履歴があるというのは嫌なものだ。
そもそも中古車だったら、履歴があるかどうかすらわからない。

ワテは新車を買って、3週間ほどで早速駐車場の後ろの壁にぶつけた。
また、狭い道を走っていて、塀に擦ったりもした。

致命傷となるものは無かったので助かったが、細かい部分でいろいろとやらかしている。
修理にも出していない。
細かいキズは良い思い出として残している。
修理キットを買ってきて、頑張って直したりしたのも良い思い出だ。

前回の購入時は「新車」の方が得だと考えて購入を決めたが、次回も同じとは限らない。
車種によってもいろいろと違いは出てくるだろう。

臨機応変に対応したい。