イギリス【旅行/王室御用達】 ムーブレー・ハウス カシミアのストールを購入 Moubray House Cashmere stole Tartan

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今回のエディンバラ旅行の目的の一つに「カシミアのストールを購入」があった。(嫁用)
事前の下調べをあまりしていなかったため、購入はしたもののいろいろと不安が残る結果となった。

いろいろと調べてみて、自分に都合の良い解釈ではあるが、良いものをそこそこの値段で買えたと思っている。(思いたい)

カシミアのストール

< 値段 >
£120.00
定価£126だったが、店員のおじさんといろいろ話をしている内に割り引いてくれた。

店員さんは「王室御用達のメーカーだよ」的なことを説明してくれた。

後から調べてわかったが、「ジョンストンズ(Johnstons)」という王室御用達メーカーの内に、「ロイヤルスペイサイド(Royal Speyside)」というアウトレットブランドがあるとのこと。

恐らく質の良い部分は「ジョンストンズ」として使い、2流品を「ロイヤルスペイサイド」としている感じなのだと思う。

カシミア(cashmere)とは

カシミアは、カシミアヤギから取れた毛、または、それから織った毛織物。
消費者庁家庭用品品質表示法の表記はカシミヤ。
名前は、インドの北部高山地帯のカシミール(Kashmir)地方の古い綴りに由来する。
毛質は細く、柔軟で独特のぬめりがある。
保温性と保湿性に優れ、生産量が少ないため、高級素材の代表とされる。

カシミアヤギ1頭から150g-250gしか取れず、セーターを作るにはヤギ約4頭分の毛が必要となる。
これらの生産量の少なさから、高価となる。

肌触りの良さと希少性から高級素材として人気が高いが、識別方法の難しさから羊毛などを混ぜる偽装が後を絶たず、「流通量は生産量の4倍」と言われている。

Wikipedia

ワテとしては「カシミアはウールの上位互換」と認識している。
ウールとカシミアの肌触り等を比べたが、カシミアの方が圧倒的に肌触りが良い。

ウールはちくちくと、肌が痒くなりそうであるが、カシミアは肌触りが滑らかであった。

ウール100%( キンロックアンダーソン製 )
カシミア100%( ロイヤルスペイサイド 製)

見た目だけでも違いがわかる。
ウールは見た目だけでチクチクしそうであるが、カシミアは滑らかそうな見た目をしている。

店員さんに「カシミアはよそ行き用、普段用にこちらはどう?」と、安い(£45)ものを紹介されたが、そちらもそれなりに肌触りが良かった。
恐らくウールですらない、ポリエステルか何かそういう感じのものが含まれてたものだと思う。
店員さんも、カシミアでは無いと言っていた。

しかしウールよりもよっぽど肌触りが良かったので、それはそれで結果オーライなのではないだろうか?

「流通量は生産量の4倍」ということは、単純計算では4つの内3つは偽物ということ?

例えば「50%羊毛、50%カシミア」を混ぜたスカーフが「カシミア100%」として流通した場合、「流通量は生産量の2倍だが、本物のカシミアスカーフは0%」になる。

この計算だと、世の中に出回っているカシミアは、ほとんどが偽物なのでは?

そう考えると、今回ワテらが購入したカシミアのストールはかなり怪しい気はする。

・「ジョンストンズ」が作っている「ロイヤルスペイサイド」というブランド製である。
・実際にウール製品と比べて触り心地が良い。
・「ジョンストンズ」製のカシミア製品も触らしてもらったが、ほぼ同程度の触り心地であった。

あと後述の件から、きっと本物だろうと信じることにした。

物凄く引っかかっている点は、「ロイヤルスペイサイド」の紙のタグが付いていただけで、製品自体には縫い込まれてないんだよね…。
騙すのであれば、安い「ロイヤルスペイサイド」を名乗らず、「ジョンストンズ」を名乗るだろうと考えているが…。

もう一度買い直せるなら、高くても「ジョンストンズ」を正規店で買いたいなと思う。
£180と、1.5倍くらいの値段はするけれども…。

ムーブレー・ハウス:Moubray House

ムーブレー・ハウスは、ロイヤル・マイルで最も古い建物の一つであり、スコットランドのエディンバラで最も古い居住用の建物の一つである。
この家にゆかりのある著名人としては、スコットランド初の著名な肖像画家ジョージ・ジェイムソン、1707年のイングランドとの連合法の成立に尽力した英国のスパイ・作家ダニエル・デフォー、ブリタニカ百科事典の所有者アーチボルド・コンスタブルなどが挙げられる。
ムーブレー・ハウスは、ヒストリック・スコットランドのカテゴリーAに指定されている。

Wikipedia

ウィキペディアに掲載されているくらいに由緒ある建物のようだ。
この建物を使っている店が、まがい物を売っているハズがない。
そう信じることにした。

イギリス【旅行】 エディンバラ Edinburgh

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