世界遺産の「ダーウェント峡谷の工場群」へ行ってきた。
ダーウェント峡谷の工場群は、イギリスのダービーシャー州ダーウェント川 (River Derwent) 沿いにある世界遺産。
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ミル (Mill) ともいう近代的な工場は、リチャード・アークライトが発展させた綿紡績のための新技術に適応すべきものとして、この地で生まれた。
1769年にアークライトの発明した紡績機は、先行するジェニー紡績機をさらに発展させたものであり、水車を動力源としていたことから川沿いに設置することが必要だった。
こうして設置されていった工場群は、産業革命の最も初期の工場群として、現代の機械制大規模工場生産の淵源となった。
なおかつ、農村の景観に工業設備群が組み込まれるということは、工場労働者たちの住居の建設にもつながった。立地条件の悪さから、労働者の雇用に配慮する必要があったためである。
こうした動きが、単に歴史的な価値だけでなく、この地に独特の産業景観を生み出すことにもなった。
産業革命（1760年代～1830年代）の初期に生まれた工場群。
1つの注目するべきものがあるのではなく、工場群を中心とした産業景観が世界遺産となっている。
その為、観光目的として行くには、掴みどころがない。
TOP画像が、ミルと呼ばれる元紡績工場。
すぐ横を流れるダーウェント川の水力を利用した元紡績工場である。
この元工場の中に「ストラットノースミルミュージアム」という博物館があったので見学してきた。
また、ダーウェント川沿いが散歩コースになっていたので、ブラブラと歩いてきた。
「産業革命」とか「工場」とか、そういうのが好きでない人には、掴みどころの無いつまらない場所としか思えないんじゃないかな？
ワテは、テコ入れで観光地化された場所よりも、こういう場所が好き。
駐車場
フィールドレーン：Field Lane Pay & Display Car Park
「ミル」まで少し遠いが、グーグルマップで出てきた最寄りの駐車場だったので、ここに駐車することにした。
結果的には、同じ値段で「ミル」のすぐ横に駐車場があったので、そちらに駐車すれば良かった。
＜ 駐車料金 ＞
1hr（1時間）：￡0.90
2hrs（2時間）：￡1.40
4hrs（4時間）：￡1.80
Over 4hrs（4時間以上）：￡3.20
念のため4時間の料金を払っておいたが、結果的には2時間程度しか滞在しなかった。
川沿いの庭園：River Gardens
ミルのすぐ裏側が駐車場となっていた。
※写真はミルを撮影したものであるが、右の方に自動車が駐めてある。
＜ 駐車料金 ＞
値段は「フィールドレーン」と同じ。
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