イギリス　コロナ日記1

感染者343万というと、イギリスの人口が約6700万人なので、ざっくり20人に一人が感染という事になる。
特にロンドンに集中しているようなので、ロンドンは10人に一人くらい感染していることになるのか？？？

自分はロンドンからちょっと離れたところに住んでいるので、まだマシではあるが、普通に周りにも感染者がチラホラいる。
幸い、濃厚接触者とはされておらず、PCR検査等も要請されていない。

感染した人も、普通に治って、既に普通に働いている。
インフルエンザとどっちが辛かったか聞いてみたら、普通の風邪だったと言っていた。

そんな感じなので、こんなことを言っていいかわからないが、あまり危機感は持っていない。
死や後遺症が怖くて予防するというよりは、このご時世で油断により感染した際の吊し上げが怖いので警戒している。

ニュースでは、迫害されているコロナ患者もいるようだが、身の回りでコロナに感染したからと言って迫害されているような人はいない。
どちらかと言えば、ただの笑いのネタになっている。
日本のニュースでは迫害された人の情報ばかり入ってくるが、きっとそんなのは一部の話で、こちらと似たような状況なんじゃないかとは思う。

ニュース等でワクチンどうのこうのと言っているが、あれはどの層の人が受けられるのだろうか？
自分にはそんな話は来ないし、周りにワクチンを接種した人もいない。

日本では随分とイギリスが悲観的に報道されている様である。
日本と連絡を取ると、心配されるし、いろいろと質問攻めになる。

一応ロックダウンしているし、ソーシャルディスタンスは当たり前だし、イギリス人がマスクしているし、いろいろと異常事態であることは否めないが、なんだかんだでそれなりな日常を維持している。

ブレグジットだけでもイギリス大丈夫か？という感じだったのに、変異コロナとのダブルパンチでも、わりとすんなり事が過ぎ去っていく。
不思議な感じ。