ノートパソコン(2in1) HP Spectre x2 バッテリー膨張 素人がパソコンを修理のため分解した結果、壊れた

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結果として、パソコンは再起不能になってしまった。
似たような問題を抱えていて治したいという方は、是非他のサイトを参考にして欲しい。

自力で直そうと頑張っている方は、残念な例としてワテの失敗を参考にするのは良いかと思う。

ワテはパソコンについて玄人とは言えないが、デスクトップの自作、ノートパソコンのメモリ増設、スマホのバッテリー交換(蓋が外せるタイプ)くらいはやったことがある。
今回も自力でやれるだろうとの慢心からの、パソコン再起不能というザマである。

自力で頑張る人は、良く考えてから取り組んで欲しい。
失敗する呪いを掛けておくので安心して分解してくれ( ・∀・)人(・∀・ )ナカーマ

もう、壊れてしまってどうでもいいので、細かい部分でアップして欲しい写真等あったら、コメント欄にて受付けます。

HP Spectre x2について

2018年11月に購入した。
個人的には大満足している、良いパソコンだった。

事の始まり バッテリーの膨張

下記の写真の如く、バッテリーが膨張し、画面の剥がれが起きた。
いつから剥がれていたかはわからないが、気付いたのは2021年1月であった。
購入は2018年11月なので購入から約2年経過というところだろうか。
画面が剥がれてきたが、タッチパネル等に問題はなく使えていた。

バッテリー膨張と関係があるのか不明だが、2020年12月あたりからファンの動きが不安定で、ファンが回り続けられず回転と停止を繰り返していた。

真ん中から下辺にかけて、画面が剝がれてしまっている

パソコンを閉じようとしても、ぴったり閉まらない。

バッテリーを外してみると、このように膨らんでしまっていた。
尚、後述するが、分解してバッテリーを外した時点ではすでにパソコンは壊れてしまっている。
この写真の撮影時は、ヤケクソ状態だ。

膨らんだバッテリーと新品のバッテリーの比較

下の写真が新しく購入した新品のバッテリーだ。

膨らみが無く、平らであることがわかる。

バッテリー購入時の注意

カンの良い人は気付いたかもしれないが、膨らんだバッテリーと新品のバッテリーの種類が違う。
製品番号が、膨らんだバッテリーは「AH04XL」だが、新品のバッテリーは「ML03XL」だ。

ネットで「HP Spectre x2」のバッテリー情報を調べると、なぜか「ML03XL」という情報が出てくる。

純正品でないものが、製品番号は違うが互換性があるというのは良くある話だ。
ワテはあまり純正品かどうかには拘らない。
壊れる時は壊れる時、度を越えて怪しくない限りは、最安品を選ぶタイプの人間だ。
中華製等ということはまったく気にしない精神である。

「AH04XL」を買った方が確実であろうことはわかっていたが、「AH04XL」は約25,000円、「ML03XL」は約8,000円であった。
(ワテは現在イギリスに住んでおり、イギリスでの入手価格。日本とは状況が違うかもしれない)

そしてアマゾンUKにて「ML03XL」を購入した。

ここまでつらつらと書けば察しは付いていると思うが、当然この「ML03XL」を取り付けることは出来なかった。
悲しいことに、パソコンを直そうと、バッテリーを注文した時点で負けていたのである。

バッテリー交換前にパソコンは壊れたので、さらに結果論から言えば、値段の高い純正バッテリーを買わなくて良かった。負けていてくれてどうもありがとう。

パソコンの分解

調べてみると、どうやら画面は両面テープで貼り付けてあるだけで、剝がす必要があるようだ。
ネジ等で外すことが出来ない。

ヘラ等を使って、無理やり剥がせば良いらしい。
みんな大好きアマゾンギフトカードをヘラ代わりに使ってみた。
中のコード等に引っ掛かったらどうしようかと不安に思いながら、心を鬼にしてグイグイいってみた。

いい感じだ。

画面がペラっといった。

こんな状態でも普通に起動する。生命の神秘を感じる。

画面が完全に剥がれた。

この際、画面は床から浮いており、赤マルで囲んだ2か所のコードに重量が掛かった状態となっている。
恐らくこの時に、右側のコードが抜けてしまったのが故障の発端と思われる。

ここでバッテリーをあてがってみて、このバッテリーは付かない事を確信。
今日の修理は諦めて画面を戻したが、ここで画面が真っ暗のままつかなくなったことが発覚した。

パソコンの画面が真っ暗のままつかない

まだ慌てるような時間じゃない。
パソコンの画面はつかないものの、悲観的にはなっていなかった。まだ直せる自信があった。

電源は入るし、ファンの動きや各種ライト点灯具合から、画面がつかないだけでパソコン自体は動いていた。

画面と繋がっているコードはこの二つしかない。
どちらかが原因に違いない。単に映像のデータが送れていないだけだ。

右のコードは銀色のテープでガチガチに固められている。左のコードは見るからにか弱い。
きっと原因は左のコードだな。

などと、いろいろと奮闘したが、結果的に言うと右のコードが抜けていた。
銀色のテープを剝がし、コードを差し込んだところ、画面が反応した。
反応したが、表示がバグっていた。

息を吹きかけたり、抜き差しを繰り返すなどしてみた。
だんだんどうでも良くなってきて、電源を入れたまま抜き差しをしてみたりもした。
そうこうしているうちに、とうとう電源が入らなくなった。

ーGod has seen me:神は私をみはなした。

パソコンを分解した様子

最終的に、復活は諦め、パソコンを分解した様子。

中身の三分の二くらいがバッテリーで、本機能部分は三分の一程度でしかない。
本当に最近のパソコンやスマホはすごいね。信じられない。

ゲームボーイでポケモン赤緑をやっていた時代から考えると、本当にすごいよ。マジで。
ワテのパソコンを返してよ。マジで。

イギリスでパソコンを購入、へ続く

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