評価:85点
滅茶苦茶気に入っていた。壊れてしまったことが非常に悔やまれる。
購入後2年でバッテリーが膨らみ、自分で直そうとして結果壊れてしまった。
実際、2年でバッテリー不具合はどうかとは思う。(自分だけではなく、HP製品では同様の現象が多くの人にも起きているようだ)
しかし、それを含めても許せるくらい良い製品であった。
下記経歴から、過大評価しているかもしれないというところはある。
しかし2018年当時、実質約120,000円で購入したが、他の製品と比較して160,000円相当の価値があるスペックだったと思う。
- かもめのパソコン購入経歴
- 基本スペック
- かもめの拘り(2018年11月の購入時の考え)
- 拘りに対して、使用してみての感想など
- HP(ヒューレット・パッカード)について
- 2in1タブレットPC ノートパソコンとして使えるのか?
- 重量について 1.14㎏(本体:775g、キーボードドッグ:365g)
- 画面について 12.3インチ 解像度:3000×2000 293dpi
- バッテリ駆動時間 約8時間
- CPUについて Core i5-7260U
- グラフィックスについて Iris graphics 640
- メモリについて 8 GB(DDR4 SDRAM)
- ストレージについて 512 GB(SSD)(Serial ATA)
- OSについて Windows 10 Pro(64bit)
- Officeソフトについて 無し
- 付属品 キーボードドッグ アクティブペン
- その他
- 総合
かもめのパソコン購入経歴
2004年:初めて自分用のノートパソコンを買う。当時、大奮発して25万円程のものを購入。
2007年:デスクトップの自作をする。総額12万円程だったかと思う。
ノートパソコンとデスクトップの性能差というのもあるが、2004年のノートパソコンよりも高性能であった。
2012年:ノートパソコン2代目を買う。インターネット同時契約で実質無料だった。2004年のノートパソコンはもちろん、デスクトップよりも高性能であった。
2000年~2010年くらいのパソコンの進化が今思えばとてつもなく早かったと思う。
高いパソコンを買って長く使うより、安いパソコンを買って2~3年で買い替えた方が良いという感じであり、高いパソコンを買う気が起きなかった。
しかし、2010年以降パソコンの進化速度が遅くなり、高いものを買っても良いなと思えるようになった。
そこで、2012年の実質無料パソコンからの、2018年の120,000円パソコンである。
感動した。
立ち上がりが一瞬。各種動作がテキパキ進む。
この感動のせいで、今回購入したパソコンについて過大評価している点はあるかもしれない。
基本スペック
メーカー | HP:ヒューレット・パッカード |
タイプ | 2in1タブレットPC |
重量 | 1.14㎏(本体:775g、キーボードドッグ:365g) |
画面 | 12.3インチ IPSタッチディスプレイ 解像度:3000×2000 最大1677万色 450nits 293dpi |
バッテリ駆動時間 | 約8時間 |
CPU | Core i5-7260U |
グラフィックス | Iris graphics 640 |
メモリ | 8 GB(DDR4 SDRAM) |
ストレージ | 512 GB(SSD)(Serial ATA) |
OS | Windows 10 Pro(64bit) |
Officeソフト | 無し |
付属品 | キーボードドッグ アクティブペン |
発売日 | 2017年7月13日(2018年11月購入) |
価格 | 定価:159,800円 ビックカメラにて税込み約130,000円で購入。 ポイントが約10,000円分付いたので、実質約120,000円。 |
かもめの拘り(2018年11月の購入時の考え)
・メーカーはどこでも良い。
・タブレットである必要は無く、持ち運びできるノートパソコンであれば良い。
・重量は軽ければ軽いほど良いが、そこまで気にしない。
大きさは画面の最低限の大きさが維持できていれば、小さければ小さいほど良い。
カバンに入れたとき嵩張るのは嫌なので、大きさは重要。
・画面は12インチ程あれば良い。タッチパネル機能はどっちでも良い。
解像度には強いこだわりがあり、大きいほど良い。
本製品の解像度が3000×2000であることが購入動機の中でも大きい。
・バッテリ駆動時間は、最低3時間あれば良い。
・CPUは良いほうが良いが、値段との兼ね合い。最低Core i3レベル相当かな?(曖昧)
・グラフィックスは重視しない。(3Dゲーム等はやるつもりがない、当時はマジックアリーナをやっていたので、それが出来れば問題なし)
・メモリは良いほうが良いが、値段との兼ね合い。最低8GBかな?(曖昧)
・ストレージは絶対にSSD。容量はSDカードが差せるなら64GBあれば良い。
・OSは絶対にWindows。MacはNG。
Windows 10であれば、Homeで良い。
・Officeソフトは無くて良い。(必要な時はデスクトップPCで使う)
・キーボードドッグは必要。アクティブペンはいらない。
・見た目は、極端にダサくなければどうでも良い。
上記程度の拘りだったので、完全にオーバースペックのものを購入した。
しかし、値段が実質120,000円と安く、良い買い物をしたと思っている。
拘りに対して、使用してみての感想など
HP(ヒューレット・パッカード)について
HPのパソコンは初めてであった。
Dellと並んで、安いパソコンというイメージであったが、本製品はスタイリッシュで見た目もカッコ良く、好感度が上がった。
しかし、今後もずっとHPを買い続けよう、という拘りはない。
購入時に総合的に一番良いと思えるものを買おうと思う。
2in1タブレットPC ノートパソコンとして使えるのか?
2in1はノートパソコンとして使えるのかというのが、購入時の懸念点であった。
Android等のタブレットでは、Windowsで使えるソフトが自由に使えない。ファイルが自由に動かせない。
どう表現したらよいか難しいが、普通のWindowsだったら自分がやりたいことを自由自在にできるが、Android等では決められた定型作業しか出来ないイメージがある。
実際、スマホはパソコンと比べると自由自在には動かせない。
2in1タブレットPCは、ちゃんとパソコンとして機能するのかが、購入時の最大の懸念であった。
結果的には、まったく問題が無かった。
2in1タブレットPCは、ノートパソコンの上位互換と言えるかと思う。
そして、キーボードを外して持ち歩き、タッチパネルで動かせるというのは、使ってみれば案外便利なものであった。
しかし、次回のパソコン購入時の絶対条件にはならない。あれば便利程度の機能であった。
重量について 1.14㎏(本体:775g、キーボードドッグ:365g)
もちろんもっと軽ければありがたいが、この重量で問題なかった。
こんな性能の良いものが、このサイズ、この重さで作れることに感動した。
画面について 12.3インチ 解像度:3000×2000 293dpi
解像度についてはかなり拘りを持っている。
ドットが目で見えてしまうというのが気に入らない。
最近のスマホはドットがほとんど見えないので、出来ればそれに匹敵するほどのdpiが欲しかった。
本製品の解像度:3000×2000(293dpi)は良く見えればドットが見えなくはないものの、大満足だ。
逆にこれ以上細かくてもどうせわからないので、十分だなと思った。
本製品のライバル製品のマイクロソフトサーフェス(解像度:2736×1824 267dpi)よりも解像度が高く、値段も安かった。このあたりが決め手で本製品の購入となった。
バッテリ駆動時間 約8時間
極端に短いのは困るが、3時間あれば十分だと思う。
実際、使うのは殆ど電源のある場所だし、持ち歩くことは殆どない。
CPUについて Core i5-7260U
CPUについては、それほど詳しくない。
「Celeron < Core i3 < Core i5 < Core i7」くらいの知識しかないので、頑張ってググって比較サイトを見ている。
この「Core i5-7260U」は、同世代の「Core i7」にほぼ匹敵するほど高性能らしい。
実際、使ってみて速度には特に不満は無い。
ただし、ゲーム等をやっているとパソコンがかなり熱くなる。
温度を測ると65℃程だったので大丈夫だと思うが、手で触るとかなり熱く、心配になる。
いつか壊れるんじゃないかとヒヤヒヤしながらゲームをしていたので、この点は不満が残る。
グラフィックスについて Iris graphics 640
グラフィックスやグラフィックボードについても、それほど詳しくない。
元々、重いゲームはやるつもりが無かったので気にしていなかったが、コロナ禍で暇になったこともあり、Steamでファイナルファンタジー13‐2を購入した。
ファイナルファンタジー13‐2購入後に知ったのだが、どうもパソコンに最適化出来てないらしい。それが原因なのか、グラフィックスの性能不足なのか、大分カクカクする。
プレステ3レベルとは言え、ノートパソコンでバリバリ3Dゲームをやるのが間違っていると思うので、仕方ないと思っている。
でも、ヌルヌルでプレイできたらいいな!
メモリについて 8 GB(DDR4 SDRAM)
実際、4GBあれば困らないだろうが、8GBあれば安心だろうなと思っている。
8GBで特に問題は無い。
ストレージについて 512 GB(SSD)(Serial ATA)
SSDは絶対条件だった。
当時、HDDからSSDへの過渡期で、安いパソコンはまだHDDであった。
そこも、高くて良いものを買おうと思った動機でもある。
しかし、容量自体は64GBあれば良いので、512GBはオーバースペックだ。
恐らくこのストレージにするための価格が1万~2万円程掛かっているはずなので、勿体無いなと思う。
何年で買い替えるか不明(結果2年)だが、買い替え時には次のパソコンにデータを移動させたいので、Dドライブの役割は最初から後付けのSDカードに任せれば良いと思っている。
OSについて Windows 10 Pro(64bit)
Homeで十分だ。
本製品はProが入っていたが、Homeにすることで安くなるならHomeにして欲しい。
まぁ、どうでも良い部分。
Officeソフトについて 無し
無しで良い。
性能の割に値段が高いなと思うものには大抵Officeが付属しているし、安いなとおもうものには大抵Officeが付属していないので、Officeソフトの有無は割と値段に直結する(ように感じる)。
マイクロソフトサーフェスも気にはなっていたが、Officeが強制的に付属しており、値段も高かった。
付属品 キーボードドッグ アクティブペン
キーボードドッグは無いとさすがに不便過ぎるので、絶対に必要。
アクティブペンはいらないと思っていたが、使ってみると案外楽しめた。が、無くても別に良い。
その他
HDMI等の外部出力が無い、つまり2画面化が出来ないというのが痛かった。
出来て当たり前だと思い込んでおり、チェックしていなかった。
Windows 10の機能を使ってWifiで画面を飛ばす方法で2画面化は出来たが、画面表示にタイムラグがあるので辛い。
とは言っても、事前に知っていたとしても、結局は総合的に考えて本製品を買っていたんじゃないかなとは思う。
総合
なんでこの値段で売ってるの?と疑問に思うほど、相場より安かったと思う。
ライバルのマイクロソフトサーフェスは約10,000円高く、必需品のキーボードドッグ(別売り:約10,000円)と合わせて約20,000円は高かった。
それでも、もし本製品が無かったらサーフェスを買っていたのではないかと思うほど、サーフェスも悪くなかったし、なにより本製品が破格だった。
2in1機能はいらないんだけど、解像度が高い製品がタブレット(2in1を含む)に多く、値段が安かった。
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