グラスゴーエフェクト Glasgow effect

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グラスゴーエフェクトについて

グラスゴーは男性の平均寿命が70歳前後、女性の平均寿命が70代半ばと、先進国としては異様の寿命の短さであり、「Glasgow effect(グラスゴーエフェクト)」と呼ばれている。
確かに、イギリス平均と比べても7~8年程度寿命が短そうだ。

参考:日本とイギリスの平均寿命

日本男性:80歳
日本女性:86歳

イギリス男性:78歳
イギリス女性:82歳

厚生労働省HP

グラスゴーエフェクトとは、イギリスやヨーロッパの他の地域と比較して、スコットランドの住民のIQの低さや健康状態の悪さを指す。

一般的に所得水準の低さは、健康状態の悪さや寿命の短さと関連しているが、貧困だけではグラスゴーで見られる格差を説明できない。
リバプールやマンチェスターなども同じように恵まれない地域ではあるが平均寿命は高く、グラスゴーの裕福層も、他の都市の裕福層よりも平均寿命が低い。
グラスゴーの男性の4人に1人は65歳の誕生日を迎える前に亡くなる。

不健康を説明するためにいくつかの仮説が提案されているが、その中には、1960年代と1970年代にグラスゴーの若い熟練労働者にニュータウンの社会住宅を提供し、人口統計的に「不均衡な人口」を残したというものがある。
その他の要因としては、未熟児や低体重児の出生率の高さ、有害物質に汚染された土地、高レベルの廃墟、同程度の都市よりも進んだ脱工業化、劣悪な社会住宅、宗教的宗派主義、社会的流動性の欠如、軟水、ビタミンDの欠乏、寒い冬、数字が示すよりも高いレベルの貧困、不利な子供時代の経験や子供時代のストレス、一般的に高いレベルのストレス、社会的疎外感などが提案されている。

Wikipedia

グラスゴーに旅行に行った際に、最初に思ったのが「治安が悪そうだな」であった。
グラスゴーの平均寿命が極端に短いと聞いて、何となく納得してしまう。

細かい文化的な部分は良くわからないけど、何となく「東京」感ではなく「大阪」「名古屋」感のある街だった。

このイメージ、伝わる?

何となく寿命が短そうだと感じる写真(ワテ基準)

何だろうな。全体的に汚い。坂がキツい。
何となく「夜の街」感がある。
住みたい街ではない。

うまく言葉には出来ないんだけど、「寿命が短い」と聞いて妙に納得してしまった。

(グラスゴーの旅行初日が雨だったのも、イメージダウンだったのかもしれない)

その他の街並み

治安が悪そうなところだけではない。
綺麗なところもたくさんある。

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