グラスゴー旅行中に見つけた青のポリスボックス。
このときは何も思っていなかったが、どうやらいろいろと面白い代物のようである。
ポリスボックスについて
警察用の電話ボックスだが、日本の「交番」のような役割を持っている。
上記サイトは電話ボックス(Telephone Box)のサイトであるが、その中の一つとしてポリスボックス(Police Box)が説明されている。
TOP画像は「MK2」という型番のポリスボックスと完全に一致している。
最初のポリスボックスは1891年にグラスゴーで導入された。
(当時、ポリスボックスは青ではなく、赤で塗られていた)
1969年にポリスボックスの利用が廃止となるまでの間に、ロンドンで685台、グラスゴーで323台が導入された。
利用の廃止以降、ほとんどのポリスボックスは解体された。
上記サイトによると、イギリスには12台のポリスボックスが残っているようだ。
その内、6台がグラスゴーにあるようだ。
ドクター・フー(Doctor Who)というイギリスのドラマにおいて、青色のポリスボックスがタイムマシンのような役割として登場する。
このドラマがイギリスの国民的ドラマとなっており、「ポリスボックスと言えば青」とイメージが付いたことから、逆にそれまで赤かかったポリスボックスも青く塗られることとなった。
ドクター・フー
ドクター・フーは、1963年からイギリスBBCで放映されている世界最長のSFテレビドラマシリーズ。
Wikipedia
基本的なストーリーとして一貫しているのは、主人公のドクターと呼ばれる異星人が地球人の仲間とともに時空を自由に行き来して、旅をする道中で遭遇する、地球や他の惑星で起こる理不尽な外敵侵略やタイムパラドックスなどを防ぐために奔走するという冒険物語。
「ドクター」とは仮の名前で、本名は明かされていない(エピソードによっては、本名は地球語では発音できない、という趣旨の説明がされることもある)。
その背景はエピソードを重ねていくうちに徐々に明かされてゆく。 1989年に一度終了したあと、1996年に単発の特別版を経て、2005年に新シリーズがスタートし、現在も放送されている。
当初は子供向け番組だったが、シリーズ長期化に伴ってその人気は不動のものとなり、イギリスのポップカルチャーに多大な影響を与えた番組となった。
ワテは「ドクターフー」については名前だけ聞き覚えはあったものの、中身は全く知らなかった。
というか、イギリスが舞台という話も知らなかった。
確認したら、フールーで新シリーズ(2005年~)が収録されていたので、時間がある時に見てみたいと思う。
見つけたポリスボックス
グラスゴー コーヒーショップ Cornerstone Coffee Box
コーヒーショップとして利用されているらしい。(現在はコロナ禍により営業停止してしまっている。)
グラスゴー ポリスボックス Police Box
街中にあるポリスボックス。
一応グーグルマップでも観光名所扱いになっているが、ナチュラルにあり過ぎてそんなに徳の高いものだとは思わなかった。
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