せっかくイギリスに住んでいるので、帰るまでに王室御用達の革靴を一足買って帰りたいと計画している。
しかし、どれを買えば良いかわからないし、調べたことも忘れてしまうのでここに残しておく。
革靴へのこだわり ワテの考え
基本方針
ワテが買いたいのは、スーツに似合うフォーマルな革靴ではなく、私服時に履くカジュアルな革靴である。
手入れをすれば長く使えるようなものを、手入れをしながら使うのが好き。
革靴が好きというよりも、結果として革靴が選ばれるというイメージ。
しかし同時に、丁寧に扱う気はさらさらない。
高級な革靴を履くために気を使って生活をするなんてまっぴらである。
走る。ボールを蹴る。他人に踏まれても、雨が降っても気にしない。
月一くらいでオイルを塗ってやる。それくらいが理想。
なので、あまりにも値段が高い靴は履きたくない。
具体的に言うと、￡200（≒3万円）くらいが限界値と考える。
革靴メーカーは歴史があればあるほど良い感じがするので、創業年が古いほど高評価。
それほど気にしないけどね。
チャールズ皇太子かエディンバラ公の王室御用達が良い。
もちろん履くのはワテ（男）だからね。
私は、安い靴を買うほど裕福ではない
英国紳士のセリフらしい。
皮肉が効いていて、ワテの好きな言葉だ。
物によると思うが「革靴」「革鞄」「革ジャン」等にはよく当てはまる言葉だと思う。
革靴は一生もの
良く言われる言葉だが、ワテはこれには同意できない。
一生使えるに越したことは無いが、流石に無理だと思う。
10万円越えするような靴なら可能なの？
そうは思えないけどな。
普通の革靴
イギリスでは、わりと良さそうな革靴がそこそこの値段で買える。
M＆Sのこの革靴あたりがワテの基準。
M&Sの革靴は既に一足買ったけれど、これで必要十分なんだよね。。。
後は「王室御用達」にどこまで価値を見出せるのか！？
王室御用達の革靴メーカー
クロケット＆ジョーンズ：CROCKETT AND JONES LTD
https://www.crockettandjones.com/
Crockett & Jones has achieved a worldwide reputation for its fine quality boots and shoes. Northampton.
クロケット＆ジョーンズは、上質なブーツと靴で世界的な評価を得ています。
Founded in 1879, this fifth generation family business still makes its traditional craft made footwear in the original factory in Perry Street,
1879年に設立されたこの5世代目の家族経営の企業は、現在でもノーサンプトンのペリーストリートにあるオリジナルの工場で伝統的な工芸品の靴を製造しています。
| 価格 | ￡200程度から購入可能（？）（ネット情報） ￡450程度～（専門店で見てきた実績） |
| 製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
| 創業年 | 1879年 |
| 王室御用達 | チャールズ皇太子 |
実際に専門店に行ってきた
店に高級感があり、正直居心地は悪かった。
靴も£450程度～と高かったため、とりあえず見送り。
ジョンロブ：JOHN LOBB LTD
https://www.johnlobbltd.co.uk/
Unique in the world of shoe making, John Lobb was established in 1849 and is today run by the fifth successive generation of the Lobb family.
靴作りの世界でユニークなジョン・ロブは、1849年に創業し、現在はロブ家の5代目が経営しています。
As well as making bespoke handmade-to-measure shoes and boots, the company also makes a wide range of bespoke leather goods.
手作りのオーダーメイドの靴やブーツを製造するだけでなく、オーダーメイドの革製品も幅広く製造しています。
| 価格 | 不明だが高い模様 |
| 製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
| 創業年 | 1849年 |
| 王室御用達 | エディンバラ公、チャールズ皇太子 |
ローク：LOAKE BROS LTD
The Loake name has been synonymous with traditional English craftsmanship and fine, handmade shoes for five generations and 140 years. The company is still family owned and operating in the same town in Northamptonshire.
ロークの名前は、5世代140年にわたり、英国の伝統的な職人技と上質なハンドメイドの靴の代名詞となってきました。
現在もノーサンプトンシャーの同じ町で家族経営で営業しています。
| 価格 | HPを見る限り、￡200くらいで購入可能 ￡125～（店頭で見てきた実績） |
| 製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
| 創業年 | 1880年 |
| 王室御用達 | エリザベス女王 |
実際に専門店で見てきた
デパートの一角
「クロケット＆ジョーンズ」「ジョンロブ」「トリッカーズ」はデパート等で売っているのをいまのところ見たことが無い。
「ローク」（と「バウアー」）はデパート等の売り場でも売られている。
どちらが良いのかはわからないが、「クロケット＆ジョーンズ」「ジョンロブ」「トリッカーズ」が格上に感じる。
実際、値段はこれら3メーカーの方が高そうだ。
トリッカーズ：R.E. TRICKER LTD
For over 190 years, Tricker’s shoes have been handmade in Northampton. Renown for highest quality heavy brogue shoes and boots, adapted over the years for both country pursuits and town use.
ノーサンプトンで190年以上にわたり、トリッカーズの靴はハンドメイドで作られてきました。最高品質のヘビーブローグシューズとブーツで知られており、長年に渡り、カントリーとタウンユースの両方で使用されてきました。
Tricker’s exports world-wide and the footwear is accepted as some of the best-quality, hand made shoes originating from the British Isles.
トリッカーズの靴は世界中に輸出されており、イギリス諸島のハンドメイド靴の中でも最高品質のものとして受け入れられています。
| 価格 | 不明 |
| 製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
| 創業年 | 1829年 |
| 王室御用達 | チャールズ皇太子 |
別件
バブアー：Barbour
Barbour is an English brand founded in 1894 and based in South Shields, Tyne and Wear. Now operating on a global basis, it sells products including outerwear, clothing, accessories and footwear for men, women and children under the collections Barbour Heritage, Barbour International, Barbour Lifestyle and Barbour Countrywear.
バブアーは、1894年に設立されたイギリスのブランドで、タイン・アンド・ウェア州のサウス・シールズに本拠地を置く。現在はグローバルに展開しており、Barbour Heritage、Barbour International、Barbour Lifestyle、Barbour Countrywearのコレクションのもと、メンズ、レディス、キッズ向けのアウターウェア、ウェア、アクセサリー、フットウェアなどを販売しています。
Once a traditional manufacturer of protective outerwear clothing, Barbour now represents a full lifestyle brand specialising in all kinds of apparel, footwear and accessories, and selling extensively in Europe, the USA and Asia.
かつては保護用アウターウェアの伝統的なメーカーであったバブアーは、現在ではあらゆる種類のアパレル、フットウェア、アクセサリーに特化したライフスタイルブランドとして、ヨーロッパ、アメリカ、アジアで幅広く販売しています。
バブアーは、3つの王室御用達を持っており、非常にポイントが高い。
しかし、服には王室御用達マークが付いているが、靴には王室御用達マークは付いていない為、別件扱いとした。
| 価格 | ￡100～（店頭で見てきた実績） |
| 製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
| 創業年 | 1894年 |
| 王室御用達 | エリザベス女王、エディンバラ公、チャールズ皇太子 |
実際に店頭で見てきた
実際に店頭で見てきたところ、割と良い靴である割に値段は高くなかったので、バブアーも良いかもしれない。
ドクターマーチン：Dr. Martens
王室御用達ではないが、中二心をくすぐる魅力的な革靴が売っているので、比較対象として見ておきたい。
日本で買うと高いが、イギリスで買うとそれほど高くない。
イギリス【王室御用達】 革靴購入計画 クロケット＆ジョーンズ ジョンロブ ローク トリッカーズ ピカデリー、ジャーミンストリート店の下見結果
ロンドンにて王室御用達4店舗を見比べてきた。
| ブランド | 値段 | 王室御用達 | デザイン | 評価 |
| クロケット＆ジョーンズ Crockett and Jones | £395 | チャールズ皇太子 | フォーマル過ぎる | △ |
| ジョンロブ John Lobb | £1,000 | エディンバラ公 チャールズ皇太子 | 妙にツヤツヤしていて、好きではない | × |
| ローク Loake | £265 | エリザベス女王 | まあまあワテの好み | ○ |
| トリッカーズ Tricker’s | £325 | チャールズ皇太子 | かなりワテの好み | ◎ |
「ローク」はデザインもそれなりに良く（カジュアル）、値段も安い。
「トリッカーズ」はデザインがかなりワテの好み（カジュアル）で、値段も安め。
現状、選ぶなら「トリッカーズ」。
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