いざこざがあり、ハンバーガーだけが先に出てきたので、写真が別々となってしまった。
< 商品名 >
Gravy Burger:グレイビーソースのハンバーガー
Box Meal:ボックスセット
グレイビーソースは、調理された食肉から出る肉汁を元に作られるソース。
Wikipedia
18世紀のイギリス料理に関するテキストではグレイビーを基本的なソースとして紹介しているが、「多少の肉とタマネギ、スパイス類を茶色くなるまで炒めて小麦粉と水を加えて煮込む」という今日のブラウンソースのようなものだった。
今日グレイビーソースとして一般的なのは、ローストやソテーなどを作った後、残った肉汁を一旦取り出し、焦げの付いた鍋やフライパンにワインや水、ビール、ストックを加えデグラッセする。
そこに軽く炒めた小麦粉(ルー)や片栗粉と肉汁を徐々に戻し、滑らかになるようにゆっくりと、かつしっかりと混ぜる。
グレイビーソースは食べる直前に作るソースのため、あまり長時間は煮込まない。
< 値段 >
ケンタッキー(KFC):£6.99【2021年12月】
なぜ、クリスマスに、まずくて有名なグレイビーソースとコラボしたのかは謎である。
恐らくイギリス人は、グレイビーソースがまずいとは、決して思ってはいないだろうが。
ワテの同僚の子供(8歳からイギリスに来ており、現在16歳)にグレイビーソースについて聞いたところ「まずいが、たまに食べたくなる。まずさがクセになる」と言っていた。
個人差はあるだろうが、そういうものらしい。
そんなグレイビーソースとのコラボであるが、意外と美味しくて驚いた。
割と鶏肉というのか、バーガーと調和している。
決して不味くはない。
ただし、ワテがいつも注文している「ピリ辛チキンバーガー」の方が美味しい。
ただ、それだけのこと。
普通のハンバーガーより若干大きく、チキンが一つと、サイドメニューでオマケが一品付く。
その代わり値段も高め。
それほどお得感は無い。
むしろ「クリスマスなので若干高くてもみんな注文するだろう」系の商品かと思う。
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