王室御用達の革靴メーカーである「クロケット&ジョーンズ」「ジョンロブ」「ローク」「トリッカーズ」の革靴を、イギリスにいる間に購入しようと計画しているが、ロンドンのピカデリー、ジャーミンストリートにそれら4店舗が密集していたので、見比べ視察を行った。
尚、ワテが王室御用達の革靴に拘っているのに、特別な理由は無い。
紳士の国イギリスに住んでいる間に、ちょっといい革靴を買いたいが、有名なブランドがたくさんあり過ぎて、どれを選べば良いのかわからない。
ある程度の縛りが欲しい。
そこで、王室御用達縛りをしているだけである。
この通りの名前は「ジャーミンストリート」。
シンボルは「ボー・ブランメル像:Beau Brummell Statue」。
ジョージ・ブライアン・ブランメル(George Bryan Brummell, 1778年6月7日 – 1840年3月30日)は、Beau Brummell(伊達男ブランメル)の異名で知られた、摂政時代のイギリスにおけるファッションの権威である。
Wikipedia
着付けと趣味の判定者
ブランメルは毎日服装を整えるのに2時間をかけたという。
18世紀の終わりにイギリスに始まった紳士服の規準を創ったとされる。
ブランメルのお洒落は決して派手ではなく、むしろ地味である。
彼のよく知られた寸言に「街を歩いていて、人からあまりじろじろと見られているときは、君の服装は凝りすぎているのだ」というのがある。
狙いの革靴
狙っているのは、上記のような、私服でも使えそうなカジュアルな革靴である。
比較の為、同じような革靴がそれぞれいくらで売られているかを確認してきた。
ブランド | 値段 | 王室御用達 | デザイン | 評価 |
クロケット&ジョーンズ Crockett and Jones | £395 | チャールズ皇太子 | フォーマル過ぎる | △ |
ジョンロブ John Lobb | £1,000 | エディンバラ公 チャールズ皇太子 | 妙にツヤツヤしていて、好きではない | × |
ローク Loake | £265 | エリザベス女王 | まあまあワテの好み | ○ |
トリッカーズ Tricker’s | £325 | チャールズ皇太子 | かなりワテの好み | ◎ |
ジョンロブは値段が別格であった。
安く売っているのを見つけたら候補には入るが、時間節約の為にも優先順位を下げようと思う。
「クロケット&ジョーンズ」「ローク」「トリッカーズ」の内、いい具合のデザインの物を、いい具合の値段で売っているのを見つけたら買いたいな。
視察結果の詳細
クロケット&ジョーンズ:CROCKETT AND JONES
https://www.crockettandjones.com/
右の靴の方が、デザインは凝っているが、値段が安い。
たぶん、売れないんだよね。
高級品によくある、手間暇かけてダサくなったパターンだね。
この3足なら、左が一番ワテ好みで、値段も高い。(£430)
値段も考慮すると、妥協して真ん中かな。(£395)
でも、フォーマル過ぎて私服には合わないように思う。
当然、靴はもっとたくさん並んでいるが、全体的になんとなくフォーマル過ぎる傾向。
店自体が、私服用は想定しておらず、スーツ専用なのかな?
ジョンロブ:JOHN LOBB
https://www.johnlobbltd.co.uk/
店の外には値段が表示されていなかった。
客は一人もおらず、店には非常に入りにくい雰囲気。
意を決して入店。
完全にワテには場違いな空間であった。
ワテの狙いの靴は、大体£1,300程。
店員さんが「奥にセール品があるよ」と言うので、行ってみると、狙いの靴は大体£1,000程。
無理です。
ローク:LOAKE BROS
ロークはそれほど高くない(高いけど)のは知っている。
でも、何故か店の外には値段が表示されていなかった。
とりあえず入店。
ワテの狙いの靴は、£265で売っていた。
無駄に線が入って、逆にダサくなっている(ホスト過ぎる)ものは£215。
高いけれど、全く手が出なくはない値段。高いけれど。
トリッカーズ:Tricker’s
元値は£525と高いが、セールで£325になっている。
カジュアルな感じで、デザインもかなりワテの好みだ。
衝動買いしてしまおうか、ちょっと悩んだ。
まだ早い。とりあえずノーザンプトンを見てからだな。
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