イギリスのコーヒーメーカーについて調べたことをまとめる。
経緯と状況
日本から持ち込んで使っていた「ネスカフェバリスタ」がとうとう故障した。
そのため代替品を買うためにいろいろと調べた。
ワテのイギリス生活も後2年程となる。
機械が100V対応していれば、日本への持ち帰りも検討したいが、いくつかの機械を確認したところ100V対応は見つけられなかった。
よって、約2年の使い捨てになる為、高級なものを買うつもりはない。
理由は後述するが、結果的には「ネスカフェドルチェグスト」を購入した。
ネットで見ると、カフェラテやモカ等のいろいろな種類のコーヒーを作ることが出来るが、コーヒーの味はそこまで美味しくないという初心者向けの様である。
ワテのコーヒーに対する思い
ほぼ毎日コーヒー(コーヒー牛乳)を飲むようになって15年以上経過するが、未だに初心者である。
そもそもブラックコーヒーは苦くて嫌いである。
好きなものは「牛乳」。
その牛乳を最も美味しく飲む最適解が、コーヒーで味付けをした「コーヒー牛乳」である。
その為、コーヒーの味は二の次であり、どれだけ濃いコーヒー(水で薄めていない)を牛乳で割ることが出来るかが重要となる。
あとは、毎日飲むので、1杯当たりのコストが高いものは避けたい。
イギリスで売っている主要コーヒーメーカー
ネスプレッソ(ヴァーチュオ)
ネスプレッソ(オリジナル)
ネスカフェドルチェグスト
タッシモ
日本では「タッシモ」が売っておらず、「ネスカフェバリスタ」が売られている。
販売開始年 | 販売元 | 機械の値段 (最安品) | 1杯の コスト | コーヒーの 抽出方法 | メモ | |
ネスプレッソ (ヴァーチュオ) | 2020年 | ネスレ | £50 | 純正:£0.60 | 遠心力 (具体値不明) | 地雷 |
ネスプレッソ (オリジナル) | 1992年 | ネスレ | 純正:£140 安物:£100 | 純正:£0.60 安物:£0.20 | 19bar | キング・オブ・エスプレッソ |
ネスカフェ ドルチェグスト | 2006年 | ネスレ | £35 | 純正:£0.25 | 15bar | 種類は多いが、美味しくない 器用貧乏(初心者向け) |
タッシモ | 2004年 | ボッシュ カフェ・ハグ | £35 | 純正:£0.25 | 3.3bar | 日本では展開されていない 紅茶やホットチョコ等もある |
ネスカフェ バリスタ (参考) | 2009年 | ネスレ | 8000円 (≒£35) | £0.05? | 15bar | 手軽なインスタントコーヒー |
最初は、ネスプレッソに「ヴァーチュオ」と「オリジナル」の2種類があることに辿り着けず、だいぶ混乱した。
互換性は無いので、まったくの別物と言える。
名前を変えろと、切に思った。
NESPRESSO VERTUO:ネスプレッソ(ヴァーチュオ)
ネスプレッソで探そうとすると、機械が半額以下に値引きされているものが見つかるが、それらはいずれも「ネスプレッソ(ヴァーチュオ)」であった。
狙いの機械を決め、店舗まで行き、物色しているとろで気が付いた。
非常にわかりにくく、混乱を招く。
NESPRESSO ORIGINAL:ネスプレッソ(オリジナル)
欲しかったのはコチラであった。
ネスプレッソ店舗にて売ろうとしているのは完全にヴァーチュオの方で、欲しいのはオリジナルだと伝えたところ、取り寄せになるというようなことを言われた。
しかも安い機械で£140と高い。
特許が切れている関係(?)で、機械はまがい物が£100程で買うことが出来る。(それでも高い)
また、コーヒーカプセルもまがい物が多く流通しており、比較的安く購入可能。
機械が高かった事と、後2年しかイギリスにいないことから購入を見送ることにした。
欲しければ日本へ帰国後に買うことにする。
NESCAFE Dolce Gusto:ネスカフェドルチェグスト
いろいろと悩んだ結果購入したのがコチラ。
コーヒー通からは馬鹿にされがちな存在の様であるが、大して味のわからないワテには恐らく問題ないだろう。
ワテが飲みたいのはコーヒー牛乳なので、基本的には濃いコーヒー(エスプレッソ)が作れれば良い。
エスプレッソが出来て、安いものを選んだ結果、本製品となった。
また、機械がデロンギ製であったことも後押しとなった。
Tassimo:タッシモ
ネスプレッソを諦めた時点では、コチラを本命に調べたが、どうも濃いエスプレッソが作れなさそうであったので止めた。
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