イギリス 靴のサイズ 計算方法まとめ

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イギリスの靴のサイズについて調べたことをまとめる。

< イギリス靴のサイズの刻み >
イギリスでは「バーリーコーン」と呼ばれる、「1/3インチ」が単位として使用されている。
「1インチ=2.54センチ」なので、「1バーリーコーン≒0.85センチ」となる。
イギリスでは基本的には0.5バーリーコーン(≒0.42センチ)刻みとなっている為、日本よりも若干靴のサイズがきめ細かい。

< アメリカ靴やEU靴のサイズの刻み >
アメリカの考え方はほぼイギリスと同じであり、0.5バーリーコーン(≒0.42センチ)刻みとなっている。

EUでは「パリポイント」という数値を用いており、単純にセンチを1.5倍した数値となっており、基本的には1パリポイント(≒0.66センチ)刻みとなっている。
EUでは靴のサイズの刻みはかなり荒いものとなっている様である。

換算表

調べたことをまとめ、換算表を作成した。
しかし、同じ表記サイズでもメーカー毎に違いがある為、これは目安にしかならない。

日本EUUKUS(男)US(女)
10.0171.51.51.5
10.5172.02.02.0
11.0183.02.52.5
11.5193.53.53.5
12.0204.04.04.0
12.5204.54.54.5
13.0215.05.05.0
13.5225.55.55.5
14.0236.56.06.0
14.5237.07.07.0
15.0247.57.57.5
15.5258.08.08.0
16.0268.58.58.5
16.5269.59.09.0
17.02710.010.010.0
17.52810.510.510.5
18.02911.011.011.0
18.52911.511.511.5
19.03012.012.012.0
19.5310.012.512.5
20.0320.51.53.0
20.5321.02.03.5
21.0331.52.54.0
21.5342.03.04.5
22.0353.03.55.0
22.5353.54.56.0
23.0364.05.06.5
23.5374.55.57
24.0385.06.07.5
24.5385.56.58.0
25.0396.57.08.5
25.5407.08.09.5
26.0417.58.510.0
26.5418.09.010.5
27.0428.59.511.0
27.5439.510.011.5
28.04410.010.512.0
28.54410.511.513.0
29.04511.012.013.5
29.54611.512.514.0
30.04712.013.014.5

ISO-9407-2019

International Standard:国際規格

Footwear sizing – Mondopoint system of sizing and marking
はきものの寸法決定-寸法決定及びマーク表示に関するモンドポイントシステム

まずは、ISOで靴のサイズがどのように定められているのかを確認する。

所謂「つま先からかかとまで」。
日本では国際規格で推奨されているモンドポイントシステムを使用している。

普段あまり気にすることのない、足の幅。
簡単に言えば「一番幅のある場所」を測れば良い。

イギリスの靴サイズの計算

イギリスの靴のサイズは「バーリーコーン」というものを使用している。
1 inch = 2.54 cm = 3 barleycorn

バーリーコーン(英語: barleycorn)は、アングロ・サクソン時代の長さの単位である。
バーレイコーン、バーレーコーンとも表記される。
名前の上ではオオムギの穀物の長さであるが、実際の長さは特定の金属の棒、典型的にはヤード棒との関連で決定され、1ヤードの 1 / 108 、1フィートの 1 / 36 、1インチの 1 / 3 にあたる。
バーリーコーンはインチを定義するために名目上使用される基本単位であった。
多くの中世の法律では、イングランドでもウェールズでも1インチを3バーリーコーン(オオムギの穀物3粒)の長さと定義していた。
10世紀のハウェル・ザーでも、1324年にエドワード2世によって制定されたインチの定義でも同様である。質量におけるグレーンとの関係に注意。

この古代の尺度は、現在でもイギリスとアイルランドで靴の寸法の基礎になっている。靴の寸法の番号が1だけ上がると、1バーリーコーン(約8.47mm)だけ大きくなる。

Wikipedia

< 子供の靴のサイズ >
足のサイズが12barleycorn(≒10.16cm)以下は常識的に靴を履くことが無いので、ここを「0」とする。
更に、靴のサイズは足のサイズ「+1.5cm(≒1.8barleycorn)」分だけ余裕を持たせたサイズとなる。

※日本では余裕を足したサイズを表記している。(日本で25.0cmという表示の靴は、実際の寸法は26.5cmということになる)

< 大人の靴のサイズ >
子供靴のサイズ「13(≒19.5cm)」を大人靴のサイズ「0」とする。

アメリカの靴サイズの計算

< 子供の靴のサイズ >
基本的にはイギリス方式に準じる。

同じ表記のイギリスの靴のサイズよりも、0.1cm程小さい。
ほぼ誤差なので、それほど考える必要は無い。
理由は諸説あるらしいが、あのアメリカ様が「+1.5cm」の余裕を持たせる際に素直に「cm」を使う訳が無いので、独自の近似値を使ったためと考えられる。

そもそも、このあたりの考え方の差により、メーカー毎に表示サイズと実態に差があるので、これ以上は突き詰めても意味がない。

< 大人の靴のサイズ >
イギリスでは子供靴のサイズ「13」を大人靴のサイズ「0」としたのに対し、アメリカでは「1」とする為、アメリカの方が「1」大きな値となる。
また、婦人靴のサイズは「1.5」を足した値となる。

EUの靴サイズの計算

< 靴のサイズ(子供・大人の区別なし) >
「パリポイント」という数値を用いており、単純にセンチを1.5倍した数値となる。
更に、靴のサイズは足のサイズ「+1.5cm」分だけ余裕を持たせたサイズとなる。

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